2019年12月20日
子どもの成長のうらにあった悲しみとは?
自分がNHAでいられていない期間が、しばらく続きました。
何かあるたびに、ネガティブに強く反応してしまう。
ポジティブな面を見られなくなっている。
というより、
ポジティブを見たくない、見るものか、と思っている。
この状態は、私にとって、ものすごく居心地の悪い状態でした。
ああ、早くシフトチェンジしたい。
だけど、できないっ。
そんな日々でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、NHA認定トレーナーになっても、学びは続きます。
もちろん、プレゼンテーションの学びのように、実質的なものもありますが、
NHAは、実践して、課題に気づいて、解決して、実践してを繰り返すうちに、
理解と効果が深まっていきます。
理論やテクニックは、講座を受ければ、表面上は理解できます。
でもそれは、頭での理解であって、感覚として身についたわけではありません。
NHAの理解を深める中で、最も効果的な方法の一つが、
フォローアップ会
だと、これまでの経験から、私は感じています。
毎月、トレーナー用のフォローアップ会がありますが、
今月、私は参加できなかったため、仁美さんの個人セッション(フォローアップ)を
受けました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
始めの話に戻ります。
個人セッションの中で、この、NHAでいられない自分を取り上げました。
NHAでいられない状態は、自分の中に渦巻いている不安や焦りから来ていると、
何となく感じていました。
NHAのセッション方法で、不安や焦りにアプローチしました。
まあ、なんと様々な種類の不安や焦りがあったことか!
それらの中の一つが、子育てに関することでした。
最近、娘が、すごく元気です。
生活を、ものすごく楽しんでいる!
困ったことや嫌なことがないわけではない。
だけど、パワフルに、自分で自分の道を切り拓いている!
そんな娘の状態を、私はうれしいと思っていた。
あれ?
でも、どうやら、私は悲しみも感じている。
なんだか、さみしいって思っている。
今までも、娘に内なる豊かさを育てよう、と、
一生懸命育ててきました。
イメージでいうと、娘を両腕で抱きしめる感じ。
今、娘の大きな成長を感じた時、
私は、
「私に支え切れるだろうか。」
と思った。
自分の力が足りていない。
無力さを思ったのです。
今までと同じ「腕」は、必要ないんだと、
さみしくなったのです。
初めての感覚でした。
今回のフォローアップの中で、
色々な不安や焦りにアプローチし、
その中から自分の素晴らしさを感じられた結果、
安心しました。
温かさを覚えました。
これが、
ネガティブエネルギーを逆転させてポジティブエネルギーに転換する、
NHAの力なのですね。
私は、穏やかに、またNHAに移行していっています。

何かあるたびに、ネガティブに強く反応してしまう。
ポジティブな面を見られなくなっている。
というより、
ポジティブを見たくない、見るものか、と思っている。
この状態は、私にとって、ものすごく居心地の悪い状態でした。
ああ、早くシフトチェンジしたい。
だけど、できないっ。
そんな日々でした。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、NHA認定トレーナーになっても、学びは続きます。
もちろん、プレゼンテーションの学びのように、実質的なものもありますが、
NHAは、実践して、課題に気づいて、解決して、実践してを繰り返すうちに、
理解と効果が深まっていきます。
理論やテクニックは、講座を受ければ、表面上は理解できます。
でもそれは、頭での理解であって、感覚として身についたわけではありません。
NHAの理解を深める中で、最も効果的な方法の一つが、
フォローアップ会
だと、これまでの経験から、私は感じています。
毎月、トレーナー用のフォローアップ会がありますが、
今月、私は参加できなかったため、仁美さんの個人セッション(フォローアップ)を
受けました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
始めの話に戻ります。
個人セッションの中で、この、NHAでいられない自分を取り上げました。
NHAでいられない状態は、自分の中に渦巻いている不安や焦りから来ていると、
何となく感じていました。
NHAのセッション方法で、不安や焦りにアプローチしました。
まあ、なんと様々な種類の不安や焦りがあったことか!
それらの中の一つが、子育てに関することでした。
最近、娘が、すごく元気です。
生活を、ものすごく楽しんでいる!
困ったことや嫌なことがないわけではない。
だけど、パワフルに、自分で自分の道を切り拓いている!
そんな娘の状態を、私はうれしいと思っていた。
あれ?
でも、どうやら、私は悲しみも感じている。
なんだか、さみしいって思っている。
今までも、娘に内なる豊かさを育てよう、と、
一生懸命育ててきました。
イメージでいうと、娘を両腕で抱きしめる感じ。
今、娘の大きな成長を感じた時、
私は、
「私に支え切れるだろうか。」
と思った。
自分の力が足りていない。
無力さを思ったのです。
今までと同じ「腕」は、必要ないんだと、
さみしくなったのです。
初めての感覚でした。
今回のフォローアップの中で、
色々な不安や焦りにアプローチし、
その中から自分の素晴らしさを感じられた結果、
安心しました。
温かさを覚えました。
これが、
ネガティブエネルギーを逆転させてポジティブエネルギーに転換する、
NHAの力なのですね。
私は、穏やかに、またNHAに移行していっています。
2019年11月25日
教員時代の経験を超えた!?子どもから受け取った心からの感謝とは?
教師時代、こんなに心開かれた感謝を、子どもから受け取ったことがあるだろうか?
先日、娘の小学校で開かれた学習発表会へ行きました。
各クラスで、生活科や総合学習で学んだことを発表するものです。
発表の後に、保護者も、質問や感想を伝えてください、とお便りに
ありました。
娘の発表を見終えた後、他のクラスも回りました。
一つ上の学年の廊下を通ると、
「見ていってください」
とのお誘いを子どもたちから受けたので、発表を見せてもらいました。
その発表の上手なこと。
ああ、本当に一生懸命練習したんだなあ、と感動して、
その勢いで、感想を伝えました。
なぜ上手だと思ったか、子どもたちのしたことを細かく伝えて、
その上で感じたことを伝えました。
話した内容は、特に素晴らしいものではなく、至って普通だったと、
思います。

でも、その時の私の内側は、
子どもたちの発表への感動で、
あったかくて、じーんとして、揺さぶられて
の、状態になっていたのです。
つまり、
私のハートは全開で話していました。
あ、私、心をすっごく開いて話していたなあ、
と後で気づいたのですが。
発表が終わり、教室を出ようとしたときです。
「ありがとうございました!」
発表したグループの子どもたちに呼び止められたんです。
そして、
「次もがんばります!」
「感想、とてもうれしかったです!」
「ありがとうございました!」
って。
その瞬間、
ああ、この子達も心を開いてくれている。
この子達のうれしさや感動が伝わってくる。
これらの言葉は、誰かに支持されて出てきたものではない。
子どもたちの内側から湧いて出たものなんだ。
と感じました。
全く知らない子どもたちです。
一緒に時間を過ごしたのは、この10分ほど。
関係性はなく、だから信頼関係だって結ばれていません。
でも、子どもたちと私はつながりました。
心でつながりました。
お互いの心の動きを感じ合えました。
その奇跡のようなつながりに、
私はまた心揺さぶられました。
これが、NHAのパワーなんです。
NHAでアプローチすると、
本当の意味で、心と心がつながる関係が築けるのです。
本当の意味で、相手の中の素晴らしさが輝くのです。
本当の意味で、相手の中に自己肯定感を育むのです。
私は、教師時代、子どもたちとの様々な体験があります。
うれしかったことも、未だ悔やむことも、様々です。
子どもたちからいただいた喜びもたくさんあります。
子どもたちの「私っていいな。」を育てようと、一生懸命あれやこれや
がんばってきました。
だけど、この時ほどの心と心のつながりを経験したことはあったか?
これほど強い、心からの感謝を受け取ったことがあったか?
この瞬間の出来事には、かなわなかったかもしれません。
NHAを実践し、
心からの言葉が出せるようになると、
相手との心からの、真の、関係づくりができる。
それを、学びました。
これは、ミラクルではありません。
NHAを実践すると、誰にでもできることなのです。

NHAの体験ができます。
「2020年1月15日(水)か、1月19日(土) NHA体験会」
→こちら
NHAの基礎が学べます。
「12月7日(土)14時~16時 子どもに本当の自信を育てよう! NHA講演会子育て編」
→こちら
NHAの基礎と実践が一度に学べます。
「2020年2月1日(土)・2日(日) NHA二日間集中講座」
→こちら
先日、娘の小学校で開かれた学習発表会へ行きました。
各クラスで、生活科や総合学習で学んだことを発表するものです。
発表の後に、保護者も、質問や感想を伝えてください、とお便りに
ありました。
娘の発表を見終えた後、他のクラスも回りました。
一つ上の学年の廊下を通ると、
「見ていってください」
とのお誘いを子どもたちから受けたので、発表を見せてもらいました。
その発表の上手なこと。
ああ、本当に一生懸命練習したんだなあ、と感動して、
その勢いで、感想を伝えました。
なぜ上手だと思ったか、子どもたちのしたことを細かく伝えて、
その上で感じたことを伝えました。
話した内容は、特に素晴らしいものではなく、至って普通だったと、
思います。
でも、その時の私の内側は、
子どもたちの発表への感動で、
あったかくて、じーんとして、揺さぶられて
の、状態になっていたのです。
つまり、
私のハートは全開で話していました。
あ、私、心をすっごく開いて話していたなあ、
と後で気づいたのですが。
発表が終わり、教室を出ようとしたときです。
「ありがとうございました!」
発表したグループの子どもたちに呼び止められたんです。
そして、
「次もがんばります!」
「感想、とてもうれしかったです!」
「ありがとうございました!」
って。
その瞬間、
ああ、この子達も心を開いてくれている。
この子達のうれしさや感動が伝わってくる。
これらの言葉は、誰かに支持されて出てきたものではない。
子どもたちの内側から湧いて出たものなんだ。
と感じました。
全く知らない子どもたちです。
一緒に時間を過ごしたのは、この10分ほど。
関係性はなく、だから信頼関係だって結ばれていません。
でも、子どもたちと私はつながりました。
心でつながりました。
お互いの心の動きを感じ合えました。
その奇跡のようなつながりに、
私はまた心揺さぶられました。
これが、NHAのパワーなんです。
NHAでアプローチすると、
本当の意味で、心と心がつながる関係が築けるのです。
本当の意味で、相手の中の素晴らしさが輝くのです。
本当の意味で、相手の中に自己肯定感を育むのです。
私は、教師時代、子どもたちとの様々な体験があります。
うれしかったことも、未だ悔やむことも、様々です。
子どもたちからいただいた喜びもたくさんあります。
子どもたちの「私っていいな。」を育てようと、一生懸命あれやこれや
がんばってきました。
だけど、この時ほどの心と心のつながりを経験したことはあったか?
これほど強い、心からの感謝を受け取ったことがあったか?
この瞬間の出来事には、かなわなかったかもしれません。
NHAを実践し、
心からの言葉が出せるようになると、
相手との心からの、真の、関係づくりができる。
それを、学びました。
これは、ミラクルではありません。
NHAを実践すると、誰にでもできることなのです。
NHAの体験ができます。
「2020年1月15日(水)か、1月19日(土) NHA体験会」
→こちら
NHAの基礎が学べます。
「12月7日(土)14時~16時 子どもに本当の自信を育てよう! NHA講演会子育て編」
→こちら
NHAの基礎と実践が一度に学べます。
「2020年2月1日(土)・2日(日) NHA二日間集中講座」
→こちら
2019年11月11日
いつものメガネと、NHAメガネ。 ~ある小学校の先生の話~
自分の中にある価値観や常識を手放すって、
そう簡単ではないですよね。
そもそも、自分の中にどんな価値観があるのか、
そんなこと考えたこともないって、こと、あると思います。
~して当たり前。
~しなくてはならない。
~すべき。
などの思考、心当たりありませんか。
私について言えば、
こういう自分をしばるものの何と多かったことか。
ある時、どんなしばりがあるか分析してみた結果、
出るわ出るわ、想像以上にたくさん!
挙げるだけで疲れました。
ああ、私、生きにくかったよなあ・・・。
トホホ・・・。
で、それらに、一つずつさよならした結果、随分楽になりました。
って、一行で書けるほど簡単ではなかったですけど。
さよならするコツは、
どんな価値観(自分の中のしばり)があるか、気づくこと、
だと思います。
私の場合、例えば、人の話を聞いていて、ある部分で、
自分の中に厚い鉄の板が現れた感覚があった時、
圧迫される感覚があった時、
その人の話のその部分に抵抗感があるんだなあ、と気づきます。
つまり、
私の中の価値観や常識とのずれを感じているんですよね。
ああ、こういうしばりを持っているわけね、と気づきます。
こんな風に、日々の中で、「あっ!」と気づくことがあるので、
さよならしたけど、まだまだあります(笑)。
NHAでは、
これらの価値観や常識、一般的には、社会的には~、のメガネを外し、
NHAメガネ(何のフィルターもないメガネ)をかけて、
自分や相手のことを見るのです。
フィルターがないから、ありのままの姿が見えますね。
そこに、ありのままの素晴らしさが見えてくるわけです。
でも、”いつもかけてるメガネ(価値観や常識など)”って、使い慣れてるし、
体の一部みたいなもの。
外すには、勇気や痛み、怒りなどを伴います。
どうして私が手放さなくちゃならないのーっ!?って。
私は、自分の中の価値観や常識などを手放すことは、
自分や相手を理解しようと、一歩、歩み寄ることだと考えています。
「そうだね。そうだね。」と同じ気持ちになる必要はありません。
その人がどんな状況で、どんな思いでそうしているのか、知ろうとする。
そんな感覚です。
常に、”いつものメガネ”を外せているわけではないのです。
「あっ、今、自分の尺度で見ている。」
と気づけた瞬間、
ふ~と息を吐いて、肩の力を抜いて、
そして外してみるのです。
以前聞いた、ある小学校の先生の話をご紹介します。
この先生は、初めて先生になった人。
連休明けに、登校を渋るクラスの子どもを、家まで迎えに行きました。
その子の家の近くで、ランドセルを背負い、歩いてくるその子に会いました。
その時、この先生のかけた言葉。
「連休だったから、学校へ行くの、いやになるよね。」
「でも、学校へ行く支度をして、ランドセルをしょって、家から出てきたんだね。えらいね。」
だったそうです。
この話を聞いたとき、すごく感動しました。
この先生は、まず一言目で傾聴し、子どもの言葉にならない感情を
代弁しています。
そして、二言目で、この子の行動の中の素晴らしさを言い表しています。
ここがまさに、承認。
NHAです。
傾聴はNHAではありませんが、人と人とをつなぐ大切なスキルだと思います。
傾聴も、NHAも、”いつものメガネ”をかけたままではできませんよね。
この先生が、もし、
・学校は、毎日来て当たり前。
・休み明けでも、ちゃんと学校へ来なければならない。
・自分で支度をして、家を出るのは、できて当然。
などの価値観のレンズが入ったメガネでこの子を見ていたら、
このような言葉がけはできたでしょうか?
近いことは言えたかもしれません。
でも、心からは言えなかったでしょう。
この先生が、
”いつものメガネ”を外した。
あるいは、
”いつものメガネ”をもともと持っていなかった。
からこそ、見えた素晴らしさだと思います。
この後、ポツリ、ポツリ、と話をしながら、二人で学校へ行き、
一日、無事に過ごせたのだそうです。
”いつものメガネ”
ちょっと外してみると、意外なものが見えるかもしれませんよ。
お試しあれ。
【NHAに興味をおもちの方へ】
<NHAをちょっとだけ知りたい!>
・NHA体験会 1月15日(水)、19日(日)
→詳しくはこちらまで。
<NHAをしっかり学びたい!>
・NHA理論編講演会 12月7日(土)
→詳しくはこちらまで。

ただのドングリですが、きらっと輝く、宝石にも見えます。
そう簡単ではないですよね。
そもそも、自分の中にどんな価値観があるのか、
そんなこと考えたこともないって、こと、あると思います。
~して当たり前。
~しなくてはならない。
~すべき。
などの思考、心当たりありませんか。
私について言えば、
こういう自分をしばるものの何と多かったことか。
ある時、どんなしばりがあるか分析してみた結果、
出るわ出るわ、想像以上にたくさん!
挙げるだけで疲れました。
ああ、私、生きにくかったよなあ・・・。
トホホ・・・。
で、それらに、一つずつさよならした結果、随分楽になりました。
って、一行で書けるほど簡単ではなかったですけど。
さよならするコツは、
どんな価値観(自分の中のしばり)があるか、気づくこと、
だと思います。
私の場合、例えば、人の話を聞いていて、ある部分で、
自分の中に厚い鉄の板が現れた感覚があった時、
圧迫される感覚があった時、
その人の話のその部分に抵抗感があるんだなあ、と気づきます。
つまり、
私の中の価値観や常識とのずれを感じているんですよね。
ああ、こういうしばりを持っているわけね、と気づきます。
こんな風に、日々の中で、「あっ!」と気づくことがあるので、
さよならしたけど、まだまだあります(笑)。
NHAでは、
これらの価値観や常識、一般的には、社会的には~、のメガネを外し、
NHAメガネ(何のフィルターもないメガネ)をかけて、
自分や相手のことを見るのです。
フィルターがないから、ありのままの姿が見えますね。
そこに、ありのままの素晴らしさが見えてくるわけです。
でも、”いつもかけてるメガネ(価値観や常識など)”って、使い慣れてるし、
体の一部みたいなもの。
外すには、勇気や痛み、怒りなどを伴います。
どうして私が手放さなくちゃならないのーっ!?って。
私は、自分の中の価値観や常識などを手放すことは、
自分や相手を理解しようと、一歩、歩み寄ることだと考えています。
「そうだね。そうだね。」と同じ気持ちになる必要はありません。
その人がどんな状況で、どんな思いでそうしているのか、知ろうとする。
そんな感覚です。
常に、”いつものメガネ”を外せているわけではないのです。
「あっ、今、自分の尺度で見ている。」
と気づけた瞬間、
ふ~と息を吐いて、肩の力を抜いて、
そして外してみるのです。
以前聞いた、ある小学校の先生の話をご紹介します。
この先生は、初めて先生になった人。
連休明けに、登校を渋るクラスの子どもを、家まで迎えに行きました。
その子の家の近くで、ランドセルを背負い、歩いてくるその子に会いました。
その時、この先生のかけた言葉。
「連休だったから、学校へ行くの、いやになるよね。」
「でも、学校へ行く支度をして、ランドセルをしょって、家から出てきたんだね。えらいね。」
だったそうです。
この話を聞いたとき、すごく感動しました。
この先生は、まず一言目で傾聴し、子どもの言葉にならない感情を
代弁しています。
そして、二言目で、この子の行動の中の素晴らしさを言い表しています。
ここがまさに、承認。
NHAです。
傾聴はNHAではありませんが、人と人とをつなぐ大切なスキルだと思います。
傾聴も、NHAも、”いつものメガネ”をかけたままではできませんよね。
この先生が、もし、
・学校は、毎日来て当たり前。
・休み明けでも、ちゃんと学校へ来なければならない。
・自分で支度をして、家を出るのは、できて当然。
などの価値観のレンズが入ったメガネでこの子を見ていたら、
このような言葉がけはできたでしょうか?
近いことは言えたかもしれません。
でも、心からは言えなかったでしょう。
この先生が、
”いつものメガネ”を外した。
あるいは、
”いつものメガネ”をもともと持っていなかった。
からこそ、見えた素晴らしさだと思います。
この後、ポツリ、ポツリ、と話をしながら、二人で学校へ行き、
一日、無事に過ごせたのだそうです。
”いつものメガネ”
ちょっと外してみると、意外なものが見えるかもしれませんよ。
お試しあれ。
【NHAに興味をおもちの方へ】
<NHAをちょっとだけ知りたい!>
・NHA体験会 1月15日(水)、19日(日)
→詳しくはこちらまで。
<NHAをしっかり学びたい!>
・NHA理論編講演会 12月7日(土)
→詳しくはこちらまで。
ただのドングリですが、きらっと輝く、宝石にも見えます。