2020年02月18日

子どものネガティブさの中に素晴らしさを見つける

2月16日(日)、「教育関係者向けNHAフォローアップ会」を開催しました。

フォローアップ会とは?
NHAを何かしらの方法で学んだ方
(講演会に参加した、山本麗子著の本を読んだ、など)を対象に、
NHAの意識と意欲を持続し、今ある課題の解決をする場です。

なぜ意識と意欲を持続するかというと、
ほとんどの人々のやり方と、NHAのやり方が真逆だからです。
その中でNHAを実践するのは、意志が必要です。

今回、放課後児童クラブの職員さんや、学校の先生が参加してくださいました。
現場での、NHAの実践体験をシェアしてくださいました。

Aさんががシェアしてくださった場面に登場する子どもは、多くの人が、
「問題ある子ども」
「感じの悪い子ども」
「嫌な子ども」
のように受け取りやすい場面ではないかと思いました。
友だちの悪いところを、大人に、いわゆる「告げ口」する子どもです。

その子どもに向かって、
心の中で、あるいは実際に、
「そういうあなたも、あまり人のこと悪く言わない方がいいよ。」
「人のことはどうでもいいから、自分のことをやりなさい。」
という大人も多いのではないでしょうか。

でも!
そのような中で、Aさんは、自然とその子の話を傾聴した。
そして、NHAの視点で、その子の素晴らしさを感じているのです。
まさに、視点の逆転。エネルギーの逆転がAさんの中で行われた。

この子の行動は、ものすごくエネルギーが強い子、難しい子の行動に比べたら、
ごくありふれたものかもしれません。
でも、そのありふれた行動にすら、私たちはついネガティブさを感じてしまいがちです。

その小さな行動に対しても、立ち止まり、
ポジティブに変換して向き合おうとされるAさんは、
ありふれた日常の中にも輝きを見つけられる力をおもちなのだと、私は感じました。

この子は、今までのこの子の人生経験から、
ネガティブな思考を大人に伝えることで、大人が動く(反応する)
ということを学んできているのだと思います。
だから、さらにネガティブに意識が向きやすくなる。
でも、Aさんと出会ったことで、違う循環を学ぶことができた。
幸せなことだと感じます。

周りの人々は、
大きなネガティブにも、小さなネガティブにも、
とにかくネガティブな言動に反応し、
ポジティブさにはあまり反応しない。

その中で、AさんがNHAを実践し続けることの強さ。
ごくごく見慣れた光景にも、子どもの素晴らしさを見ようとする強さ。

それを、ものすごく感じました。

次のブログでは、フォローアップ会でのもう一つのお話しをシェアしたいと思います。
子どものネガティブさの中に素晴らしさを見つける

【NHAを学校教育に生かす!】
講演会 3月21日(土)13:30~15:30 静岡市
https://resast.jp/events/403129

ワークショップ 3月22日(日)9:30~16:30静岡市
https://resast.jp/events/403139

【NHAの基本理念と3つの宣言を学ぶ!】
NHA講演会 子育て編 3月5日(木)10:00~12:00 静岡市
https://resast.jp/events/414371

NHA講演会 3月8日(日)9:30~11:30 富士宮市
https://resast.jp/events/392483


【NHAのテクニックを学び、実践練習をする!】
NHAワークショップ 3月7日(土)9:30~16:30 静岡市
https://resast.jp/events/404084








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