何かあったみたいで、子どもが部屋に閉じこもってしまった!どうしたらいい?
家族が仕事でトラブルを抱え、最近辛そう・・・。どうしたらいい?
友だちから悩みを相談された。こんな時なんて言えばいい?
援助職の仕事だけど、うまく話を聞けなくて困っている。もっと上手にサポートしたい!
子どもに関わる仕事だけど、もっと子どもの思いを受け止められるようになりたい!
そんな、
身近な人を助けたいという思いをもった仲間が集まった、
「ホームカウンセラー養成コース 第1期生」の卒業式が、来週末あります。
ニューヨークと静岡で心理カウンセリングルームを立ち上げ、
約20年間心理カウンセリングを行ってきた、
心理カウンセリング想月の山本麗子さんから、
1年をかけて様々なことを学んできました。
私の上司でもある麗子さんは、
アメリカで学び、アメリカで心理カウンセリングをするためには必須な社会福祉修士号を取得し、
訓練と経験を重ねてきた、本物の心理カウンセラーです。
カウンセリングの力がすごいだけではありません。
人を温かく受容し、その人の中にある問題を解決していける力を信じ、良さを見てくれる人です。
(同時に、結構抜けている所があり、笑いに変わっていく・・・!)
この1年間、
麗子さんから傾聴を段階的に、具体的に学び、みんなで練習しました。
学んだことを活かし、
想月が行う「無料 こころに寄り添う電話」で、希望者はボランティアとして電話を受けることも行っています。
電話と電話の間には、麗子さんがより傾聴を深められるように指導もしています。
想月の他のカウンセラーさんから、
自己を知ることも何回かの講座に分けて学びました。
(私も、NHAの講座をさせていただきました。)
ホームカウンセラーとは、
人の話が傾聴できて、その人を受容でき、簡単なアセスメントができて、必要に応じて専門機関につなぐことのできる人です。
どこのお家にもある薬箱のように、何かあった時に助けとなる、何かなくても支えとなる、そんな存在です。
そう聞くと、
助ける技術や話を聴く技術をたくさん学ぶ講座、
というイメージをもたれるかもしれません。
でも!
私たちがこの1年の間に学んだことは、それだけではありません。
もっと重要なこと。
誰かを助ける時に、最も大切なこと。
自分の状態に気付き、自分をケアし、癒していくこと。
このことについて、繰り返し学びました。
よく、
自分の中のコップが満たされていないと、人を助けることはできない。
のような話を耳にするかと思います。
そんなイメージではありますが、
それだけの例え話ではありません。
自分についての理解を多方向から深め、
自分の中に本当はある想像力、遊ぶ力、表現力を出していい、感じていいことを体感し、
今の自分に気づくこと。
それが、どれだけ大切かという事。
自分を知る、自分を見ることは、
時にちょっと辛い事だったりもします。
実際、私は、
つい自分のネガティブさを見てしまいがちなので、
意識を向ける度、ちょっとちくっとすることもあります。
つい人と比べてしまい、ダメだなあって反射的に思うこともあります。
だから、今でも自分の全てを受容できているとは言えません。
でも、そういう自分もいるんだなあ、って後から思えるようになってくる。
まあ、それでもいいかあって、後からじわじわ受け入れられるようになってくる。
そういう感覚を覚えました。
見ないふりもできます。
無視して蓋をすることもできます。
それは、その時は楽かもしれないけれど、
あえて見て、ありのままを受け止められると、
もっとずっと楽だなあと思うようになりました。
人を助けるための学びをしていた1年間でしたが、
実は、
自分を癒し、助け、より輝けるようになる1年間だったのだと、今にしてみれば思います。
そして、それは、
本当の意味で人を助けることにつながっていくのだと、今、思います。
人を助けることは、
励ましたり、
導いたり、
助言したり・・・、
といったが一番大切なことではないなあ、と思います。
ホームカウンセラーの仲間が、もっと増えていったらいいなあ。
興味をもたれた方は、説明会を聞いてみませんか?
無料で開催されています。
第2期 ホームカウンセラー養成コース 説明会
開催随時。
ご希望の方は、下記のメールアドレスまでご連絡ください。
info@so-getsu.com
詳しい内容は、こちらをご覧ください。
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