子育て中のお母さんが一番ほしい言葉、から考えたこと。

U-ko(ゆーこ)

2018年02月21日 23:59

子育て中のお母さんがほしい言葉。

そうだよ、それがほしかったんだ、
と思う言葉。

励まし?
我が子をほめられること?

それもうれしいかもしれないけれど、
そこではない気がする。

今必要な育児情報?
的確なアドバイス?

いつかは役に立ったり、
後々、思い出して納得したり、
するかもしれないけれど、
多分、
「今」は、
いらないかもしれない。

プライベートでも、仕事でも、
多くのお母さん達と出会えた。
その中で思う。

お母さんがほしい言葉。

それは、

お母さんの「今」を認める言葉。

お母さんの「今」に寄り添う言葉。

じゃないかな。


だめよ、そんなことしちゃあ。

こういうふうにするといいのよ。

人はつい教えたくなるけれど、

多くの場合、
目の前のお母さんの、その行動や、その言葉は、
考えたり、悩んだり、迷ったりしながら、
一生懸命子育てしている途中の姿なんだと思う。

子供がいくつになっても、
「今」の子供に向き合っているのだから、
悩みもするし、迷いもする。

子供を愛情で満たしてあげて。
そのためには、
まず、お母さんを愛情で満たしてあげて。

というようなことを聞いたことがあるけれど、

お母さんを愛情で満たしてあげるのは、
お母さん自身?

いやいや、そうじゃなくて、
この話は、
お母さんが出発点の話ではなくて、
循環する話だと思うのです。

もちろん、
お母さん自身が自分に愛情を注ぐことも出来るけれど、
ただでさえ、精一杯でしょ。

他に、できる人がいるでしょう。

そう。

家族、
近所の人、
友達、
子育て関係の人、
子供の先生、
お母さんが日常的に出会う人々
などなど・・・

みんなで、
お母さんの「今」を認めるのです。

今の赤ちゃんに向けた笑顔、やさしいね。
疲れているのに、ご飯作りがんばっているね。
っていうふうに。

みんなで、
お母さんの「今」に寄り添うのです。

そうか、そうだったんだね。
そういうことがあったなら、辛かったね。
っていうふうに。

こうしてお母さんの中に、
愛情エネルギーが溜まっていく。

それが、今度は、
子供に向かって流れていく。

もちろん、
周りで支えるみんなも、
愛情エネルギーが注がれることが大切。

つまり、
愛情エネルギーの循環です。

「今」を認める言葉。
「今」に寄り添う言葉。

そんな言葉達で、
エネルギーの好循環がされたらいい、
と思うのです。

そんな言葉達を、少しずつ、増やしていきませんか。


春も、少しずつ。


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