おせちの話
数年前からお節料理を作っています。
品数は多くはないですが、母に代わり、私が作るようになりました。
おせちのもつ意味。
私にとっての、大きな意味。
「おせちを作ることができる。」
=
「今年も、ほぼほぼ、元気だった。」
ってことなんです。
数年前、大きな病気を経験しました。
おせち作りって、
思考力
計画力
気力
体力
根気
のいる仕事。
病気によって、こういった力を奪われていた私には、
到底できるものではありませんでした。
昨年末。
野菜を切りながら、
さつまいもの裏ごしをしながら、
黒豆煮ながら、
「ああ、今年も、おせち作れてるなあ。」
って感じていました。
無事に、穏やかに、おせちがつくれるなんて、
「ありがたいなあ。」
って。
私が、ほぼほぼ元気でいられたのは、
周りのみんなのおかげ。
家族、友人、同僚、たくさんの関わってくださった方々。
「そのおかげで、今、作っている。」ことに、
感謝しながら作りました。
気持ちを整え、
穏やかに、
焦らずに、
作り終えられたことに、感謝。
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